施設
私たちの施工実績を写真とともにご紹介いたします。
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インターナショナルスクールオブ長野 五常キャンパス(ISN五常)
中山間地域にある廃校となった旧公立小学校校舎の改修工事に先だって、デザインリサーチを実施。地域資源を「不確実性という仲間」として捉え、その仲間を積極的に学びに取り入れるというコンセプトを提案しました。
この「地域資源×探究の学び」というコンセプトコピーは、子どもたちの敷地外での活動、地域住民が教育に参加するための動線計画にも反映され、改修方針にもつながりました。
また、この提案をもとに地域内外の協力者を募り、新たな教育拠点としての役割を担う起点となりました。
単なる建物の改修に留まらず、地域全体で育まれる学び・成長の場を提供していくことを目指して、教育と地域活性化の両面での発展を図ったプロジェクト事例です。 -

信州まつもと空港ヴィジョン
信州まつもと空港の未来ビジョンを、地域の中高生とともに描くプロジェクトを行いました。
松本青年会議所が進める「信州まつもと空港ビジョン」として、中高生と一緒にワークショップやリサーチを行い、空港の活性化策をドローイングに表しました。果樹を活用した土産品の開発や、地域を結ぶ二次交通の改善策を提案し、空港利用に留まらない公共空間の活用を促進する方針としました。
完成したドローイングは阿部守一長野県知事にプレゼンされ、交通政策や地域活性化についての意見交換を実施。
信州まつもと空港の発展に向けた、大きな一歩となりました。 -

中野市子育て支援拠点
少子化により廃校し10年以上使われていなかった旧公立小学校校舎の利活用事業において、地域資源の魅力と課題をリサーチ。周辺地域の豊かな自然や地形を活かした多彩なアクティビティを、子育て支援に取り入れる提案を行いました。
プロジェクトでは建物の設計だけでなく、地域住民や子どもたちが集い、交流し、ともに成長できる場として機能する仕組みを構築。地域活動を継続的に行える運営体制を含め、世代を越えた交流の場を提供することを目指しました。この提案が評価され、プロポーザル選定に至り、竣工後は年間4万人以上の利用者が訪れる新たなコミュニティ拠点となりました。